2025年5月1日付で弊社待望の製品販売を開始します。   

株式会社エナジーハーベスト熱電発電モジュール搭載 IOT向け自立電源(電池) “TC-1” 

1.製品について

気温の日較差*1を利用した熱源に熱電発電モジュールを搭載し、高性能昇圧ICを組合せることで、完全自立電源(電池)を初めて実用化レベルの製品に完成させました。      

一日の寒暖差を取り込み発電しますので、屋外に設置するだけで、日本の平均的な日較差8~12℃であれば、平均50~100mVを発電します。発生した電力を米国ベンチャー企業の高性能昇圧ICにより2.7VのCV(定圧直流)送出を行い2次電池に充電します。例えば4mAhの容量のIOT2次電池では数日で充電が完了します。*2

太陽光など光に全く依存しませんので、光の当たらない森林内部、橋梁ダムなど大規模インフラの北側/下部、更に設置方法を工夫することで下水管のマンホール、家庭のメーターボックス内でも昼夜を問わず発電・充電します。トリクル充電により常に満充電状態での電池が使用可能となります。 *2

*1一日の最高と最低の気温差。 *2その時の天候、消費、充電状態に依る。

2.特徴

①デフォルトの設定で、日本製の主なIOT向け2次電池への充電が可能。

②バイポーラ型昇圧ICを採用し、昼夜を問わず充電可能。 

③0℃~30℃の幅の温度変化に対応する蓄熱剤搭載で、日本の主な地域に対応しています。④発電部分は「気温サイクル発電」として、産業技術総合研究所の特許技術ライセンス供与です

⑤2次電池は日本ガイシ®、ニチコン®製のIOT向け2次電池での稼働試験済。

⑥開発中の電源スィッチングICを利用したハイブリッド電源化も可能。

⑦横浜市が実施した「技術系スタートアップ実証実験等支援プログラム令和6年第二次」に採択され、製造・実証実験を行った製品です。

⑧屋外測定用の専用容器も別売であり。センサー類、TC-1、温度計、等搭載可。

【発電機】
サイズW×D×H cm 10×10×18
IP51相当、アルミ製
【IC回路/電池容器】
防塵・防湿ポリカーボネートIP66、
(写真はPOC用のセットアップです)
製品仕様、価格、納期などに付きましては弊社までお問い合わせください。
お問い合わせ先
株式会社エナジーハーベスト    担当:中村